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zoom RSS 和歌山県 箕六弁財天社 (パワースポット)

<<   作成日時 : 2012/10/24 18:31   >>

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和歌山県に個人的に凄い好きな神社がありまして。とても綺麗な場所なのです。
あくまで私の主観ですが、知られざるパワースポットなのではないかと思っております。
私は伊勢神宮だとか天橋立の真名井神社だとか、パワースポットとして有名な場所に行くと頭がクラクラするような感覚を覚えます。
パワースポットというのは地層の影響で磁場が周囲と異なる場所であって、クラクラした感覚を覚えるのはその影響であり、古来より人々はそういった場所に神聖を見出した。などと言われる事もあるようです。
ま、正直ユキネコはパワースポットがどうだとかは二の次で、個人的に綺麗と感じる場所が好きなのです。
そして、そういう場所に時々行きたくなります。
山の中の神社などはなんというか、幻想的だけど怖くて綺麗とは違う感覚を覚える場所が多いのですが、和歌山県にある箕六弁財天社(みろくべんざいてんしゃ)はとても綺麗に感じます。
伊勢神宮とか室生の龍穴神社、このブログでも以前に書いた恵利原の水穴や平泉寺白山神社などが私が綺麗だと感じる場所ですが、それらは既にかなり有名で観光客や参拝客もたくさん訪れています。
が、和歌山の箕六弁財天社は周囲の村人以外にはほとんど知られる事もなく、山の中にひっそりと佇んでいるのです。
参拝客も滅多に訪れないような場所で綺麗に感じる場所は今のところここしか知りません。
ちなみに、「みろく」と聞くと仏教の「弥勒菩薩(みろくぼさつ)」を連想してしまいますが、弥勒菩薩との関係はなく、「箕六地区」という場所にある弁財天社だから箕六弁財天社なのです。
過疎化などで維持管理が難しくなってきた地方の小さな神社仏閣。
パワースポットブームは、神社仏閣に興味を持つ人が増えたという良い側面もありますが、増えすぎた参拝客がゴミを残したり迷惑行為を行ったりする事もあり、全てが良いとは言い切れません。
なのでわたくしユキネコ、この箕六弁財天社は大切な人にだけこっそり教えればいいと思っておりました。
が、最近になって少し思い直しました。
というのも、ここは余りにも人に知られていないために参拝してくれる人が少なすぎるのです。
過疎化などが問題ではなかった昔は周囲の集落の人々によく管理され、たくさん参拝されていたのですが、高齢化と過疎化が進んだ今日では神社を管理している集落の人ですら年に1度参拝するかしないかという状況です。
で、やはり人が余りにも来ない場所は寂れていってしまうのです。
ここは見た目だけで言えば既に寂れていて廃神社か?などと疑ってしまうような場所ですが、決して空気は寂れず綺麗なままの不思議な場所です。
もしそういう場所に興味がある人がいるならば、外部の人でも良いから参拝した方が神社にとって良いのではないか。
最近ユキネコはそう思ってきたのです。
そこで、今回は箕六弁財天社の詳細な場所とアクセス方法を紹介したいと思います。

まず厳密な緯度と経度を記載します。
北緯34度07分01.9秒 東経135度21分14.1秒 です。
ネットやGoogleマップなどでは「34°07'01.9"N 135°21'14.1"E」で検索して見てください。地図上に厳密な場所が表示されるはずです。
実際に地図上で見ると下の場所になります。


ここです。全然わかりませんねw広範囲で和歌山県全体がわかるようにすると、

和歌山県北部、和歌山市や大阪に近い側です。
住所としては和歌山県海草郡紀美野町箕六となります。
紀美野町(きみのちょう)の箕六地区にある神社なわけです。
とにかくアクセスが難しくわかりにくいのです。
そこで、わかりやすいアクセス方法を当ブログで紹介させていただきます。
まず下の地図を見てくださいませ。

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阪和自動車道海南東ICと、そのすぐ西側にJR紀勢本線海南駅があるのがお分かりいただけると思います。
高速を利用する場合はこの海南東ICで降りて下さい。
このICは片道ICなので、大阪側から来た場合は降りることが出来ますが、田辺・白浜側から来た場合は出口がありません。
その場合は別なICで降りてJR海南駅付近まで行ってください。
そして地図東側に国道370号線美里バイパスがあります。
このバイパスに入ってほしいのです。
バイパスの北側に並走する道が見えますが、その道も国道370号線であり、ここは重複区間になっています。
北側の370号線からもアクセス可能ですが、より分かりやすいのが美里バイパスなので、とにかく美里バイパスに向かうことをお勧めします。

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美里バイパスに入ったら、上地図の赤いラインを道なりに進みます。
美里バイパスをとにかく直進すれば自然と赤いラインを進むことになります。
上地図に書いた分岐点が下の写真です。

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道なりに進もうとすると右折してしまいそうですが、直進です。
写真上の赤矢印で示した側に直進して下さい。
青丸で囲った看板に「箕六弁財天社」と案内が書いてあります。
ここを直進したら、地図に表記されている「岳人」というパン屋さんを目指してください。

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途中細い道になりますが、気にせず道なりに進みます。対向車に十分注意して下さい。

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そしてパン屋さん「岳人(がくじん)」の場所がここらへんです。(駐車場あり)
このパン屋さんはなんと土曜日のみ営業しています。
非常に美味しいパンであり、アクセスの難しい場所でありながら売り切れ必至の人気店です。
ですから岳人へパン目当てで行って、もし時間があれば箕六弁財天社などに寄っていただくのも良いかもしれません。
ですが、もし最初から箕六弁財天社のみに行く予定の方でしたら土曜日は避けた方が良いです。
ただでさえ道幅の狭い区間がある上に、岳人目当ての人がたくさん車で向かうので土曜日は対向車との離合回数が大幅に増えます。

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岳人を超えると上写真のような車1台が通るのがやっとの区間が出てきます。
この区間は短いです。そのまま進みましょう。
さて、下の地図を見てください。

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道なりに進んで、岳人を超えて更に進んだ道が赤色のラインです。
地図上の青丸の場所で分岐があります。
そこで直進をせずに、オレンジ色のライン側へ入ってほしいのです。
直進をすると、「蛇岩大明神」というまた別な場所へ行ってしまいます。

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上の写真の場所が地図上の青丸の位置です。
直進すると蛇岩大明神方向、右折すると地図上オレンジ色のライン方向(箕六弁財天社方向)です。

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右折後、この坂道を登っていきます

あとはほとんどずっと、道なりにまっすぐ進んで行けばよいのですが、この先に箕六地区という集落があります。
そしてその集落の中を通らなければ箕六弁財天社へ行く事が出来ないのです。
道も狭く対面通行が難しい場所ですし、場合によっては集落の方の迷惑にもなりかねないので、本当に行きたい方だけに行っていただきたいと思います。

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集落を抜けると、箕六地区の方達が監理している段々畑などが出てきます。


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ここら辺は春になれば山桜なども見られます。とても美しい風景です。まっすぐ進み続けます。


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集落を完全に抜けるとまた山道に
そして更に進んで行くと、最後の左折ポイントが出てきます。


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ここです。ここを左折します。良く見ると案内表示がちゃんとあります。


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その先にも分岐ポイントはありますが、もう最後まで直進のみです。
ここも直進しましょう。やはりここにも案内表示があります。


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急にすすきが生い茂る開けた場所に出ます。ここまで来たらほぼ到着です。


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はい到着です。ここです。

超わかりにくいですが、左側にある坂道が参道への入り口です。
ここを見落として到着できない人もいるようです。
一応この先に、自動車を2台ほど停められる駐車場があります。
その駐車場が出てきたら、もう入り口を通り過ぎてしまったという事です。

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これがその駐車場です。
駐車場から歩いて少し道を戻り、参道入り口から徒歩で登っていきましょう。


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ちゃんと参道入り口には「弁財天社参道」という案内石碑があるんです。


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しっかりと間伐のされた山ですが、本当にこんな場所に神社があるのか?と不安になってくるような獣道の参道が続きます。
まあしかしせいぜい2分ほど登れば鳥居が出てきます。

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ジャン!

凄いっしょ。この趣。この空気。
全国探してもここほど深い雰囲気を持つ場所はなかなかないと思う。
初めて訪れた人はちょっと怖いと感じるかもしれませんが、大丈夫です。
怖い場所ではありません。
むしろ良い空気のある場所なので興味がある方はぜひ参拝しに行ってください。

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参道の石畳もまた雰囲気が良い。時期によっては苔が生えていたりして。
マジここは下界とは違う聖域という感じがする。

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そんでこれですよ。ユキネコはこのビジュアルに惚れてしまったのです。
宮崎駿が描くもののけ姫の中にいるみたいです。
マジパヤオをここに連れてきたら感動すると思う。
パヤオをここに連れてきて、ヒゲをピンセットで一本一本抜いてあげたい。

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そして大門を抜ければそこにあるお社。
いやあ、凄い雰囲気。こりゃあなかなかないぞい。
ここだけ時間が止まっているみたいな場所。
弁財天社ってだけあって、祀られているのは市杵島姫命(イチキシマヒメ)。
市杵島姫命は世界遺産でもある厳島神社や宗像大社などに祀られている宗像三姉妹の三女であり、三女神の中でも最も美しいとされています。
その美しさから、神仏習合の時に「仏教の弁財天の事だろう」と、同一視されました。
明治に神仏分離が行われ、「弁財天と市杵島姫命は別の神」という体になりました。
ですが神仏習合時代のなごりで今でもここは「箕六弁財天社」となっています。
ちなみに、イチキシマヒメを祀るから、イツクシマ神社なんですよ。
全国にたくさんある厳島神社の分社では市杵島姫命が祀られています。
しかしなぜ、ここに市杵島姫命が祀られているのか。
大昔の戦乱の時代、平地は戦場となりこの地に逃れた民がいたそうです。
箕六地区のご先祖様達ですね。
生きていくために山でも開墾をするわけですが、鳥獣による食害が酷く住民は作物を収穫できなくなってしまったそうです。
困り果てた時に住民の一人がある夢を見ました。
夢の中で、
安芸の宮島の大神(厳島神社の市杵島姫命の事)を祀れば、鳥獣は退散するだろう。
というお告げを聞きここに祀った所、鳥獣被害が皆無となりました。
それにより住民はこの地での生活基盤を築き、子孫を繁栄させる事が出来たそうです。
これが西暦885年の事。
つまり、この箕六弁財天社は1100年以上の歴史があるのです。これもかなり凄い事。
山の中にある小さな神社などがそこまでの歴史を持つことはあまり多くはありません。
西暦885年には既に宮島の厳島神社がありましたが、平清盛が現在のような水上社殿に整備するよりも前です。
驚くべき歴史の深さですね。本当に貴重な神社だと思います。

さて、お社の脇に大木があります。

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これが樹齢500年を超える和歌山県最大の桂。天然記念物。
凄い貫禄がある。静まり返った境内にあって、ひと際存在感を放っている。
そもそも最初、ユキネコはこの木を見てみたくてここへ来たのでした。
しかし桂のみならず、神社と参道、山道、全ての雰囲気が良くて惚れ込んでしまったのです。

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いやあ、良い。ここは良い。
しつこいけど、全国探してもここほど雰囲気を持っている神社はそうそうない。
なかなか高齢化の時代、箕六地区も人手が足りないのか、境内は少々荒れています。
しかし完全には荒れていなくて、榊やしめ縄がきちんと交換されていたり、こんな奥深い山の中にあっても今でも大切に守られている事が窺えます。
過疎化で神社どころか集落まで消えていってしまう時代。
本当に貴重な場所だと思います。いつまでも残ってほしいなあと私は思うのです。
とても良い雰囲気の神社だと思いますので、興味のある方はぜひ参拝してみてください。
また、お賽銭もしっかり入れてあげてください。
管理するだけでも大変な場所ですから。

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道の途中には絶景ポイントもあります。
非常にわかりにくい場所、そして奥深い山の中にありますが大変貴重な歴史と文化、そして空気や美しさを持った稀有な神社です。
こういった場所に興味のある方はぜひ参拝してみてください。
なかなか人が来ない場所ですから、参拝の際にはちょっとお掃除などすればなお良し。
パワースポット感あるから良い事あるかもよ!
ただし!集落の人に迷惑のかからないように、バイクか自動車1台で行くように。
本当に行ってみたいと感じる人だけが行ってください。
ちなみに、7・8・9月の参拝はお勧めしません。
草がボーボーで虫が多いからです。4月、10月などがベストだと思います。
12・1・2月も雪や凍結が恐いので避けた方が良いでしょう。


長くなりましたが、それではみなさん、ごきげんよう ( ^ω^)/~~~


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