沖縄県 本部町の名店 【きしもと食堂】【石なぐ】【牛まぁ~】【車えび食堂】

沖縄県本部町(もとぶちょう)は沖縄県北部に位置する町である。


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那覇からだいぶ離れているが、のどかな町であり、沖縄を満喫できる。
特にジンベエザメが泳ぐ大水槽などがある「美ら海(ちゅらうみ)水族館」などは全国的にも有名である。
動物園、そして水族館に微塵も興味がないゆきねこはもちろん全力でスルーしたのであった。

そんな本部町にはおいしいお店がたくさんありました。そこでそこから4店を紹介しようと思います。
まずは沖縄そばの名店、「きしもと食堂」
今回ゆきねこがお邪魔したのは本部本店から少し離れた場所にある八重岳店。


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ここは大きな駐車場があるので、レンタカーで周る人などにおすすめです。

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早速「きしもとそば(大)」を注文。

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ほどなくしてやってきた「きしもとそば」 実にうまそう。 ( ^ω^)
そばと言っても、本州の人間にとっては「うどん」に近い。
沖縄そば定番のお肉とかまぼこ、そしてネギというシンプルな構成。
スープを飲む。実にうまい!
カツオがよくきいたお出汁で、深みのある味。コクがあり、スープだけでも飲み干したくなるおいしさ。
沖縄そば・ソーキそばのお店にはいくつか行きましたが、ここのお出汁はピカイチ。やはり名店だけのことはある。
きしもと食堂ではガジュマルなどから作られる「灰汁(はいじる)」から作られる麺を使用している。
昔、かんすいが高価だった時に代用として使い始めたものらしい。
今日では灰汁で作られた麺の沖縄そばを「木灰(もっかい)そば」と呼ぶらしい。
その麺はザラっとしていて噛みながら食べるような麺。
でも決して固いという感じでもない。かと言って柔らかくはなく、讃岐うどんのような粘るコシとも違う。
非常に素朴な印象を受ける麺で、観光客に「これが沖縄そばかあ」などと思わせる力がある。
トロトロに煮込まれたお肉との相性もバツグンです。

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おきなわそばのお店には必ず置いてあるコーレグス

これは沖縄の調味料で、唐辛子を泡盛に漬け込んで作られたもの。
激辛である。しかしこれを入れて食べるとなおさらうまい。
辛いものが好きな人はぜひ入れてみてほしい。
沖縄そばには骨付き肉を入れた「ソーキそば」や、ばら肉を入れた「三枚肉そば」など色々なバリエーションがある。
お店によって味も違うので、讃岐うどん巡りならぬ、沖縄そば巡りも実に楽しそうである。




さて次に紹介するのは本部町にある沖縄料理のお店「石なぐ」


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ここは本格的沖縄料理を食べさせてくれるお店。
ランチ営業もやっているらしい。ゆきねこは夜にお邪魔しました。

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お店に入ると、その日のおすすめメニューが書いてある。

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島らっきょうの塩もみ

沖縄に行ったらどうしても食べてみたかった「島らっきょう」
そのお味は、、感激!
辛くないのに、それでいて香りは豊か。
ネギとらっきょうのいいとこ取りをしたような印象。
もうこれだけあればビール何杯でもいけんじゃねえの??と思いました。
夏でも食べられるそうですが、冬のほうが旬らしい。ゆきねこは3月に食べました。
たった一口食べただけでもう島らっきょうの虜になってしまいました。ほんとにおいしい!

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この他にも、海ぶどうやお刺身、グルクンのから揚げなどを堪能。
どれも非常においしかったです。
このお店は沖縄にしてはちょっとお高い価格設定でしたが、価格以上の価値がある高クオリティーの料理ばかり。
味はピカイチ!間違いないお店でした。




その石なぐにほど近い場所にある居酒屋が「牛まぁ~」


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ここは夜は居酒屋、お昼は定食屋さんというお店。
本部町の中心地にあります。
さて、なぜこの店に入ったかと言うと、ズバリ「ヤギ料理を食べてみたい!」という理由からです。
けっこう何だって食べてしまうワタクシ。珍味だろうがなんだろうが「うまいうまい」と食べる。
好奇心の塊だから虫だろうがなんだろうが食えるものはなんでも食べてみたいという性分。
そんな私は以前から「ヤギだけは食えなかった」と多くの人が言うのを聞いていました。
「私も食べられないのだろうか?」などといつも疑問に思っていたので、沖縄へ行った際には必ず食べようと決めていたのです。
そこで本部町でヤギ料理を出してくれる店を探したところ、この牛まぁ~へとたどり着きました。
まずお昼に入りました。ヤギ肉が目当てのゆきねこは、「ヤギ汁定食」を注文。

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おおお (ノ゚ο゚)ノ
白濁したスープ。濃厚な味が想像される。
けっこうなんでも好き嫌いなく食べる友人でも「ヤギは無理だった」などと言っていたので、ちょっと緊張。 (^ω^;)
さて、一口飲んでみる。。。
おお。。 おお。。
わかる。わかる。
何がわかるって? 「ヤギだけは食えなかった」と多くの人が言うのがわかるのだ。
だが同時に、沖縄の人が「ヤギという言葉を聞いただけでヨダレが出る」というのもわかる。
非常に濃厚な味と風味がある。
ゆきねこはどうだったかと言うと、はっきり言って「好き」であった。
最初、そのクセのある風味に驚くが、一口ごとに後を引く。
なんというか、とにかく絡みつくような旨さなのだ。ごはんも進む。
一言で言うならば、「羊肉を10倍乳臭くしたような味」である。
だからヤギを食べられるかどうかの前提は、「羊肉(マトン)が大好きかどうか」だと思います。
「マトンは苦手だけど、ラムなら食べられる!」という人は100%無理だと思うので、やめておきましょう。
「ラムよりマトンのほうが断然好き!」という人、そう、ワタクシゆきねこのような人はぜひ挑戦してみましょう。

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ヤギ汁はフーチバー(沖縄よもぎ)を薬味として入れて食べるのも一興。
フーチバーの苦味がヤギ汁の甘い香りとよくマッチいたします。
ヤギ汁は汁が非常に濃厚だし、ヤギ肉そのものもとても柔らかくておいしいです。
ホロホロのお肉は骨までしゃぶりたくなります。

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こちらは「ヤギそば」
ヤギ汁に麺を入れたもの。こちらもおいしい。
しかしゆきねこはヤギ汁定食をおすすめいたします。
なんてたって、ヤギ汁は白いごはんとの相性がバツグンだからです。
すっかりヤギにはまってしまったゆきねこは、夜に再度訪問いたしました。

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夜は居酒屋になるのでメニューが変わります。
やはり、ヤギ汁ときたからには次は「ヤギ刺し」これしかない!!
メニューには載っていませんが、ヤギ刺しを注文。

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そしてやってきたヤギ刺し。まんま肉である。
生姜を薬味に醤油で食べる。コリッとした歯ごたえがある。
決して柔らかい肉ではないが、噛めば噛むほどに味が出てきておいしい。
これはビールだ!いや、泡盛か!?どちらもいい!
ヤギ汁が大丈夫だったゆきねこにとってはヤギ刺しは臭くもなんともなかった。
一般的に、クセはヤギ汁のほうが強烈である。
ヤギに興味のある人はまずヤギ刺しにチャレンジするといいかもしれない。
おいしく食べていると、お店のマスターがやってきた。
「ヤギ刺し、食べられますか?」と聞いてきた。
「( ゚ω゚)え? 普通においしいですけど。。」と答えたら少し驚いた様子だった。
話を聞くと、やはり観光でやってきた人のほとんどは注文しても食べることができず残してしまうとか。
ゆきねこが思うに、このお店のヤギ刺しは臭みが少なく非常に食べやすいです。
にも関わらず、やはりヤギ独特の香りはあるわけで。
珍味や変わったものが大好きな人以外は軽い気持ちで手を出さないほうがいいのかもしれません。

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他にもメニューは色々ありましたが、ゆきねこが気に入ったのは「魚のマース煮」
沖縄って塩(マース)で煮物を作ることが多いんですよねえ。
固くて崩れにくい豆腐と、魚を塩で煮たマース煮はまさに泡盛との相性バツグンの一品でした。




さて、最後に紹介するのは「車えび食堂 伊豆味店」


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本部町から少し内陸に入った場所にあります。
事前にパンフレットで「おいしい天丼の店」と紹介されていたので行ってみたのですが、、

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な、、なんか嫌な予感!! (;´・ω・)

そう、なんか嫌な予感がしたのである。
「あまりおいしくないお店が醸し出す独特の雰囲気」を感じてしまったのだ。
活気がないというか、、乱雑というか。。
ちなみに、ゆきねこの「嫌な予感」は8割くらい当たる。
逆に「うまそうなお店の予感」は7割くらいの精度。 ※当社比
ゆきねこは本気で、お店に入るのをやめようか迷ってしまったのだ。
しかし、それは杞憂だった。このお店はなんとも不思議な名店だったのだ!!

店に入る。。
活気がない。ほんとにないのだ。
店内はなんだか暗い雰囲気すらあるし、お水を運んでくれるお母さんもなんだか疲れていそうだ。
しかし入ったからにはメニューを頼む。
「上天丼を。。(;´・ω・)」 「(´・ω・`)はい。。。」

やはり活気なし!!調子でも悪いのだろうか。
失敗したかなあ。。と不安になるゆきねこ。

しかし1つ気になる点があった。厨房でお父さんと思わしき人物がひたすら天ぷらを揚げているのだが、、
その姿に「職人魂」を感じるのだ。
半端な仕事を許さない、妥協しない職人の技! そんな空気をビンビン出している。
「出てくる天丼は素晴らしいかもしれない。。それに賭けよう。。」
私は覚悟を決めた。

しかし天丼を運んできてくれた娘さんと思わしき人物も活気のないことといったらまたまた驚くほどであった。
「・・・・・・・・・・・・ (´・ω・`) ・・・・  上・・ 天丼です。。。・・・」
「お、、(;´・ω・)お。。 はい。ありがとう。」
どうしたのだろうか。この一家に何があったのだろうか。
職人魂の塊のようなお父さんが怖いのだろうか。
病み上がりなのだろうか。
色々なことを想像するゆきねこであった。
しかし運ばれてきた天丼は、

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それはそれは素晴らしいものであった!
出てきた天丼は店内の写真メニューイメージと変わらない、いや、イメージよりも立派なものだった。
普通は写真イメージを想像しているとがっかりするものだが、ここは違った。
「こ、こいつは本気や。。」
そして食べてみるのだが、、

これが実にうまいのである。というか見事であった。
天ぷらというのは非常に難しい部類の料理だとゆきねこは感じている。
フライは簡単でも、天ぷらは激烈に難しい。
それは料理をよくするゆきねこが常日頃から痛感する紛れもない事実なのだ。
素材、揚げ時間、温度、衣、油、何がかけてもおいしくはならない。
素人がおいしい天ぷらを作ることは無理なのではないかと思うほど難しい。

そんな天ぷらという強敵であるが、ここの天ぷらは「プロ」である。
素材ごとに適切な揚げ方をされており、火が通り過ぎていないし、かといって生でもない。
素人がプロに対してこんなことを言うのは恥知らずかもしれないが、「見事」である。

また出汁もおいしかった。甘すぎず、しっかりとした濃い口の出汁で、天丼に最適のものだった。
うまいうまいうまい。

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気が付くと、海老の頭も残さずにぺろりと平らげていた。
なぜ沖縄にこんな、おいしい天丼があるのだろう。江戸前に負けないおいしい天丼である。

しかしこのお店の活気のなさは一体なんなのだろうか?
こんなにおいしい天丼を出してくれるのに、店の雰囲気で損をしているのではないだろうか?と思いました。
だが天ぷら一筋の職人であるお父さんは「天ぷらがうまければ客はわかる。店はこのままでいい。
という方針なのだろうか、それに反発するお母さんと娘がテンション激下がり状態なのだろうか!!
いや、娘さんは受験勉強もしたい年頃、お店の手伝いに気が乗らないのはわかる。
また年齢的にお客の前に出るのが恥ずかしいのも理解できる。
しかし、お母さんのテンションまで低いのはなぜなのだろうか!!
こんなに色んなことを想像しているのに、実は全員近所の雇われ人でなんの血縁関係もなかったりするのだろうか!!

お店を出るとき、一心不乱に天ぷらを揚げるお父さんが振り向かずに「ありがとうございました。」と言った。
職人である。
こんなおいしい天丼を沖縄で食べさせてくれてありがとうと言いたいのはこっちの方であった。

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しかしこの、古いサービスエリアにある食堂のような外観と出てくる天丼とのギャップ。。
途中、車が何台か通りかかり、少し止まってから走り去って行きました。
しかしその気持ちはわかる。正直この店の天丼のクオリティーは店の外観からは決して想像できないのだ。
「なんか、、イメージと違うね。他の店にしよう。」という会話が走り去る車の中で繰り広げられていた可能性は極めて高い。

だがゆきねこは断言しよう。
「ここの天丼は見事である!!間違いない!食べてみてくれ!」と。

もしこの店に興味を持って、外観を見て迷った人がいたならば、私は言おう。
「迷うな!!食らえ!!」と。



そんな不思議な名店、車えび食堂伊豆味店の紹介でした。

( ^ω^)/~~


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